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中部でデジタルに変換され船上部に送られる。また、東京水産大学漁業工学講座の安長栄(Jang-young Ahn)らが1993年に発表した論文(日本語)「テッポウエビ音の高周波成分について」をヒントに、実験室内でテッポウエビを飼育していた。日本語は全くわからないそうだが、海中の雑音源として参考になったそうだ。テッポウエビが出す音を聞きながら、すでに解析を終えた時刻波形や周波数スペクトルが、ADONISに適した白色性雑音であることを解説していただいた。日本語の分からない研究者から日本語の論文を受け取るとは、気後れしてしまうような出来事であった。

 

 

 

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